ドック & ロック

 やっと人間ドックに行けた。
 今年は五月に、人生初救急搬送を受けたので 早めに行きたかったのだけど、ここまで延び延びに。

 とりあえず異変はない模様。脳内精密撮影の結果は後日だけど。
 コレステロールは減ったけど、善玉も減ってますよ、って。
 そんなところにも善悪があるのか。

 そして悪だけ退治するなんて、難しいと思わないか。戦いに犠牲はつきもの。市民の巻き添えも避けられぬものだぞ。ピンポイトで、悪だけ倒すことは、アメリカ軍特殊部隊でも、何度もしくじってる。
 人生の課題は増える一方だ。

 で気がつけば、今年もあと一と月。
 もう終わりじゃないかと、愕然とする。また心を半分ぐらい失ったまま、1年を過ごしてしまった。やろうと決めてたことの半分も出来なかった気がする。
 
 とはいえ、まだまだ行事は続く。
 次は『トンカツロック』である。

 私の助手をずっと務め、その後しばし産休をとっていた、田島幸が演出する。
  
 もう10年以上前に、V6の年長組三人 トニセン劇団のために書き下ろしたものである。
 元はアイドルのための芝居。

 それをトシノリとかがやっている。トシノリの役は、坂本リーダーが演じた役。本当に出来るのか、と心配される方も多かろうが
 そもそも、このシリーズは、アイドル演劇とはかけ離れたモノ、にしようという企画でやった三部作のひとつなので

 ケッコウ、大丈夫なのである。
 
 この秋の『フレンド』は、この遺伝子を継いだ台詞劇なのであった。エグゼクティブ・プロデューサーが、シリーズを懐かしみ、あんな感じでやりましょうと、お声がけしてくれたのだった。

 今、稽古は佳境。時々、覗き見だけはしている。そんなに心配はしてないけど、何よりも懐かしいから。
 良い話なんだ、コレ。
 
 中野の小さな劇場で、十二月の10日から。
 出演者にはベテランも多くいるから、安心していられる。

 ぜひ見に来て下さい。

 

  


 

 




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