トンカツ げんない

 今13日土曜日朝、今から不在者投票に行き

 上野~ 角館・わらび座 一泊の~ 東京戻り、高円寺で、夜、新人戯曲賞選考会
 
 というスケジュール。
 すみません、中野は留守にします。

 中野の『トンカツロック』はとても良い感じに仕上がってます。
 弟子の、田島幸も子育てしつつ、頑張った。

 昨年、演出してくれた茅野イサムは、わたしの弟子と言うより、仲間であって、演出家として独立して長く、独自の世界を持ってましたが
 田島は、我が弟子だなあ、と、舞台を観ててしみじみ感じます。
 ま、向こうがどう思ってるかは、知りませんが。
 
 私にとって、かゆいところに手が届く感じがある。で、笑いも泣きも自分のツボに近い。
 扉座の芝居だなあ、と私が思う。
 それもまあ、良いのか悪いのかは分かりませんが、ともかく、その文化みたいなのが染み込んでいると。
 みょーーーに懐かしい、んだな。
 そしてそれが良い感じ。
 とはいえ私にはない、女性的な感覚もちゃんとあって、母性みたいなのが全体を包んでいる。元々は荒っぽく、埃っぽい世界観なんだけど、美術と衣裳も女性スタッフで、美しく調和をもってまとめてくれていて。
 新しくもある。
 
 ともあれ、百分は一見に如かず、お時間ある方は、ぜひ観てみて下さい。明日までの短い公演です。
 劇団協議会という組織がやっている、新人育成のための公演というやつに採択されて、田島がその対象者なワケですが
 素晴らしい機会を頂き、成果もあげたと言えるんじゃないかと、私は思う。
 この上は、更に、彼女が演出家として良い仕事を、してくれると劇団としても嬉しいな。
 
 何しろ稽古場引っ越しも決まり、まだ当分、劇団活動は続くんでね。
 私ひとりじゃ、もう背負いきれないからな。

 ででで私は、4月からずっと角館で、続いていたわらび座公演『げんない』に行ってきます。二年続いたロングランの、いよいよラストスパート。
 こんとこ、放置気味だったので、久しぶりのげんない一座。

 しかしこちらも、秋田知事がゲスト出演したり、地元高校生のファンがついてくれて、熱心に応援してくれてたり、よく頑張ってくれました。
 いよいよ、わらび座での公演も残りわずかです。

 愛媛から角館、たぶん500ステージ近い公演のカウントダウン。
 その育ちぶりを楽しみに、観てきます。

 ちょっと雪が心配だけど……   





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