耳を傾けるなら。

 国民の意見に耳を傾けるなら、先に取り下げるものかあるだろう。
 オリンピックという全世界相手の約束に、白紙撤回が可能ならば、アメリカ一国との約束なら、容易くできるはずだ。

 私が造れば、と言った競技場は白紙撤回になった。
 私的には安藤さんの意見に近く、

 関係者と業界内でコストダウンに励んで、着地点を探すべきだったと思っている。
 総理に決断させるようなことではなく、建設業界でもっと出来ることがあったはずだ。
 こんなとこで、国民の声云々なんて言わせてはいけない。
 
 たった今、関口さんが言ってたけど、
 これは金で済むことだ。

 儲けに目がくらんでいる、利権と金の亡者たちにまず、鉄槌を食らわすべきだ。
 もう一回言う、赤字出してもやると言え、建設業界。

 これでもっと大事なことが、ウヤムヤになる、そもそも民主党時代の流れで始まってるから、潰しやすいだけなんだし。

 何度も言うけど、あのデザインが個人的に好きな訳じゃないし、値段も高すぎると私だって思っている。せめて百億、演劇界に回せと言いたい。今語られる金額からすれば、ほぼ誤差の範囲、たった百億だけど、それだけでも我が業界では、画期的なことになる。
  
 しかし
 平和の祭典に関することを、こんなに簡単に切り崩して、約束も平気で破って
 戦争に向かうことは、かたくなに押し通す。

 これでいいのか。

 私は、戦争で滅ぶなら、いっそ
 着倒れ、食い倒れで、滅びたいと願う者である。
 
 根底に、デザインなんか、演出なんか、どうでもいいんだという思想が社会に根強くあるのである。
 で、その代わりに守り続けるのは、コストという名の己の利権。
 そして頑なに遠そうとする、安保法案。

 私は逆の順序にしたい。
 
 戦争は金がかかるんだ。
 これで一千億浮かせても、イージス艦にも足りないのでは。
 一千億あればいろいろ出来ると報道されて、国民も、なんかおこぼれが来るかと、思ったりするんだろうけど、
 武器は、それ以上に高いんだから。
 法案があるから、武器を買います、というのは自然な流れでしょう。

 すみません、オリンピックで金がかかるんで、とうぶん同盟国の戦争に協力できません。私ら、お祭り第一なんで、しばし忘れてください、という国であって欲しい。 
 祇園山笠前の博多市内のように、祭りが一番大事たい。
 の感じの国でいい。
 それで滅ぶなら本望だ。

 知らない砂漠で、知らない人に撃たれて死ぬより。

 ホントに、こんなつまんない国でいいのか。
  
 
 
 
 


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