ほぼ
ラブ×3 若者版の最終選考
今年は、のぞみで博多までだった。
12時から始まって、全部見終わったのが6時過ぎ。
博多まで行けるね、である。
まあ、ロスアンゼルスまで行けるね
の時もあったから、楽な方。
とはいえ、かなりの難行には違いない。
全部大傑作ならいいけど、??? みたいなのもあるからね。
特に疲れてきた後で、尺が長くてしかも???なのが来ると、ほとんど、怒りだしたくなってくる。
やってる方は必死だし、大真面目で、それはようく分かってるんだけど、
ほとんど生理的な反応なので仕方ない。
これだけ長いと、見る方も、テキトー、半端じゃいられないのである。
つまんないのは、やめてくれ。
かなり切実にそう思う状況なのだ。
そんな状況で、正味5時間ぐらいあったものから、1時間15分ぶんを選抜する。
そして残りの大半を、捨てるのである。
だから、毎年、泣いたり笑ったりするんだけど、
これも繰り返されてきたことで、今更、同情も慰めもなく、しかも
残ったからといって、オッケーなワケじゃないから、なんてアッサリと言われてしまう。
ここから先、これを練り上げて行く、さらに過酷な日々が待ち受けているのである。
ここらへん、扉座は、なかなか厳しいのである。
特に、今や座員の多くが、このラブ×3の経験者だからね。
もはや部落の通過儀礼みたいなものである。
危険で辛くて理不尽で意味不明だけど、
ここをかるく乗り越えなきゃ、うちらの仲間にはなれないよ。うちら皆、とりあえずここは通過してきたから。
て感じなのである。
まあ、目の前の課題で、いっぱいっぱいの若者達は、自分しか見えてないから、傷付いたり、憤ったりするんだけど、
それも含めて、通過儀礼なのである。
でも、今年は、年齢制限撤廃初年度で、いつもより、大人が多い。
その分、演目にバラエティがあったと思う。
ラブ×3 という名が、おもいがけず、世の中に広く流布された直後でもある。
今年のメンバーはそういう意味でも、ラッキーである。